9月22日アカハライモリ採取記

お久しぶりです。川原号です。暑さが消えセミの鳴き声も無くなり、いよいよ秋本番に突入しました。夏の暑さの中行ったアカハライモリ採取は全て惨敗して、過去最多の連敗を味わってしまっています。

さて今回は、3日前にグーグルマップを巡回中に見つけた良さげなポイントに向かいました。取れる可能性は3割ぐらいかなぁとか思いながら採取開始。

しかし、居ない…めっちゃ良さげな環境なのにどうして…f:id:k48430da3c9:20200923133422j:image水路を見て回るもイモリの姿はなく、水が無い水路も多々ありました。f:id:k48430da3c9:20200923133600j:image(この水路絶対いると思ったのに…)

田圃を移動しながらその都度水路を見ていくと、休耕田を見つけました。この近くならいるだろうと思い近くの水路を漁ってみるf:id:k48430da3c9:20200923134017j:image(水路)。f:id:k48430da3c9:20200923134627j:image水が濁ってて底が見えないので泥ごと掬うと、f:id:k48430da3c9:20200923134914j:imageよっしゃ!アカハライモリや!f:id:k48430da3c9:20200923134715j:imageその後もアカハライモリが取れる取れる。泥ごと掬うとf:id:k48430da3c9:20200923135238j:image上陸間近の幼生も大量に採取できました。こんなに幼生が固まって見れる場所はあんまり経験したことがなかったので非常に良い経験になりました。f:id:k48430da3c9:20200923135445j:imageそんなこんなで、アカハライモリは51匹採取記録できました。

f:id:k48430da3c9:20200923135854j:image採取できたアカハライモリの腹模様の一部データです。今回の採取では雌個体が12匹で、雄個体が39匹とデータに大きな差が生まれてしまいました。上の画像は雌12個体と雄12個体でなるべく全ての腹模様がカバーできるように選定したつもりです。全体的に赤い部分が多く、腹模様としては予想通りの模様でした。黒い模様がほとんど無い個体も多く採れ、この地域らしいなぁと感じました(川原号が一番好きな模様の一つ)。

f:id:k48430da3c9:20200923141537j:image今回行った地点では、この休耕田横の水路だけでアカハライモリを確認することができました。他にも生息に適してそうな水路はあったんですが何故か全くいませんでした。生息密度は非常に濃いように感じたのと全体的に大型の個体が多かったですね(雌の12cmが最大)。

f:id:k48430da3c9:20200923141641j:imageではでは!