7月12日滋賀県北部アカハライモリ採取

暑くなってきましたねぇ  こんばんは、川原号です。本日はGoogleマップで目星を付けていた、前から行こうと考えてた場所に行ってきました。まず山越えから、、、、

 

現地に到着して絶望。「あーこれアカハライモリ生息してないタイプの水路だわ、、」言葉では説明しにくいんですが、アカハライモリが生息する水路と生息しない水路は、明確に違っていて一目見ただけでわかってしまう。  仕方がないので、近くを流れていた小川で採取。

カワムツf:id:k48430da3c9:20200712213137j:imagef:id:k48430da3c9:20200712213140j:image

・タカハヤf:id:k48430da3c9:20200712213204j:imagef:id:k48430da3c9:20200712213209j:image

・ドンコf:id:k48430da3c9:20200712213226j:image

・サワガニf:id:k48430da3c9:20200712213245j:image

上流部でよく見るオールスター達

 

他の水路も見に行ってみたが全く見えない。候補地が全て収穫無しだったので、予定になかった近くの休耕田をダメ元で覗いてみると、f:id:k48430da3c9:20200712214233j:image水が溜まっていてトンボが沢山飛んでたので、f:id:k48430da3c9:20200712214813j:image入ってみた。足が取られながらもしばらく歩いて、諦めて帰ろうとした時「ん?今アカハライモリいた?」アカハライモリらしき影が見えた気がしたので、もう少しよく観察する事にして、カメラを構えているとf:id:k48430da3c9:20200712214346j:imageアカハライモリや!しかもデカイ15cmぐらいあるんじゃないか?坊主を覚悟してただけに一人で発狂。f:id:k48430da3c9:20200712214604j:imageよく探してみると、遠目で確認できた。近づくとすぐに身を隠すので、遠目で見ないと確認できないなので採取は非常に難しかった。

そんなこんなで16匹採取。f:id:k48430da3c9:20200712214953j:image

他にもカエルやオタマジャクシ、ゲンゴロウの一種(撮影前に逃げられた)、コオイムシなどが確認できた。f:id:k48430da3c9:20200712215115j:imagef:id:k48430da3c9:20200712215122j:image

アカハライモリの皆さん撮影協力ありがとうございました。f:id:k48430da3c9:20200712215319j:image

そんなこんなで今回の採取は以上です。帰路でアカハライモリが溜まってるポイントを見つけましたが、時間がなかったのでまた後日。f:id:k48430da3c9:20200712215433j:image

 

「川原号とか言うやつアカハライモリばっか採ってるなぁ」とか思われてそうですwアカハライモリを採取し始めて6年以上経ちましたが、やっぱり狙い通りにはなかなか行かないものですねぇ

昆虫採集(仮)

暑くなってきましたねぇ。どうも川原号です。今晩は、去年見つけてたポイントにカブクワ狙いで採集に行ってきました。この場所ではミヤマクワガタノコギリクワガタ、カブトムシが生息しています。

現地に着くと綺麗な夜空、そして結構寒い。f:id:k48430da3c9:20200621011541j:imageクヌギの木を見て回るも、樹液も出てないしこりゃ来るの早かったかぁ。。

そんなこんなで甲虫。

・クリイロコガネ   Miridiba castanea f:id:k48430da3c9:20200621011951j:image

・ナガチャコガネ   Heptophylla picea f:id:k48430da3c9:20200621012139j:imageうーーん、ぜんぜんおらん。。

カブクワを諦め切れず探していると、ガサッ♪   お!?なんかいるぞ!え、ヒキガエルやん!   てことで、ニホンヒキガエル。初捕獲です!やっと見れましたね。カブクワとれんかったけど、ぜんぜんOK。

ニホンヒキガエル  Bufo japonicus   f:id:k48430da3c9:20200621013134j:imagef:id:k48430da3c9:20200621013159j:imagef:id:k48430da3c9:20200621013211j:imagef:id:k48430da3c9:20200621013528j:image

以上です。ヒキガエルってそんなに珍しくないと聞くんですが、成体は初めて見ましたね。f:id:k48430da3c9:20200621013837j:image

(甲虫の種類合ってると思いますが、間違えてたらごめんなさい🙏)

6月5日、6月7日アカハライモリ採取記

   皆さんこんにちは、川原号です。今日は茅さん@Gyraulus _をアカハライモリの記録調査に誘って、川へ生物観察に行ってきました。2日前にもアカハライモリの採取に行ったのでその記録も一緒に載せます。

 

・6月5日採取

前々からデータが欲しかった地点一帯、この場所は公共の交通機関で行くにはなかなか時間がキツく、片道2時間かかってしまうので避けていました。そろそろ行かないとなぁと思い採取に行きました。前日に航空写真で一帯を見ていたのですが、アカハライモリの生息には適して無さそうで難航すると考えて挑みました。f:id:k48430da3c9:20200607221641j:image現地に8時半に到着、田圃を周っているとモリアオガエルを発見。その後、1番生息してる可能性が高い目標地点を周りましたがことごとく惨敗。アカハライモリを見つけることができませんでした。次のポイントに向かう途中で、良さそうな田圃横水路を見つけたので見てみると、f:id:k48430da3c9:20200607222631j:imageいましたねぇ。ここまできた甲斐があったって感じですね。

☆この地点のアカハライモリ腹模様f:id:k48430da3c9:20200607222804j:image

 

・6月7日採取

この地点は前々からアカハライモリの生息は確認していましたが、腹模様の記録を取っていなかった地点。6月5日に採取に行った場所から約8キロと比較的近い場所にあります。茅君と現地に到着すると、近くの田んぼで田植えをしている複数の家族、ちっこい子供が僕達を歓迎してくれました。過去採取した川で採取するも、アカハライモリ全く採れない、、、カワムツ、タカハヤ、ヨシノボリ、サワガニは沢山いるけど。。。諦めて入水した場所に戻ると、ちっこい子供達とその母親方が話しかけてくださって、アカハライモリのお話を色々と聞くことができました。その後子供達に魚の事を教えたりしていると、なんと田圃アカハライモリがいるから入って良いよと許可を頂きました。f:id:k48430da3c9:20200607223902j:imagef:id:k48430da3c9:20200607223907j:image田圃に水を入れている場所に大量のアカハライモリ!!ありがたく採取させて頂きました。f:id:k48430da3c9:20200607223958j:image

☆この地点のアカハライモリf:id:k48430da3c9:20200607224031j:image

話を聞くと、この田圃は無農薬らしくアカハライモリの生息にとてもマッチした場所となっていました。川を挟んだ反対側の田圃は農薬を使っており、アカハライモリは見ないとの事(過去、僕も調査をしたが採取できなかった)。

 

まとめ

今回2箇所のアカハライモリの腹模様データを載せましたが、やっぱり個体によって腹模様にバリエーションがあって面白いですね。この2箇所のデータともかなり面白いデータになっていますね(わかる人増えろぉぉ)。

 

 

今回の調査に協力して頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

滋賀県南湖アカハライモリ採取

お久しぶりです。川原号です。最近はコロナの影響で採取に行く機会がめっきり減ってしまい、退屈してます。そんな中で母親から家にいるぐらいなら採取に行って来いと言われたので、アカハライモリを久々に見に行ってきました。現地までは電車とバスで行きました。

今回の目的地は4年前にアカハライモリのデータを貰った場所でした。写真と大まかな場所情報しか貰ってなかったので特定に苦労しました。現地に着いて目的の場所に行きましたが、田んぼの水を抜いてる状況で水がとても濁っていました。アカハライモリも確認できず、付近を散策しました。しばらく歩いたとこにある水路を覗いているとイシガメのキール、大慌てでしゃがんだんですが水路の中に走って逃げて行きました(あいつら結構早い)網を突っ込んだんですが間に合わず、だいたい4mぐらいある水路の真ん中に鎮座してしまいました。f:id:k48430da3c9:20200529224206j:imageその後2時間待ったんですが細かな動きはするものの出てくる気配はなく、悔しながらも諦めました。ちくしょぉぉぉーーー怪我とか気にせず腕を突っ込んでおけば、、、後悔しかありません。

諦めた後は水路に網を入れながら一帯を散策、ふと目に入った水路の溜まり場にカワムツを見つけ、アカハライモリもいそうだったので中に入ってみた(水路画像は場所バレする可能性が高そうなので載せれません)。f:id:k48430da3c9:20200529225149j:imageアカハライモリおったぁあとドンコ。このコンビはよく見ますねぇ。この水路では合計3匹のアカハライモリを採取。f:id:k48430da3c9:20200529225305j:image他にもヨシノボリf:id:k48430da3c9:20200529225325j:image

アカハライモリの腹模様を撮影していると、近くの田んぼで作業していた農家のおじさんが、何か取れるんか?と声をかけにきてくれました。アカハライモリです!って答えると、驚いていました。「アカベラかぁアカベラこの辺いるんやなぁもういなくなってる思ってた。昔はメダカとかも住んでたけど、みんな居なくなったし、アカベラもここ数年見てないわ」とのこと、どうやらこの辺でアカハライモリが生息していることはあまり知られていないみたいですね。

 

f:id:k48430da3c9:20200529230039j:imageと言うわけで、本日採取したアカハライモリの腹模様。雌3匹ですね。腹模様としては南湖から南西部で見かけることが多いドーナツタイプの腹模様。3匹しか採取できなかったんで、詳しく腹模様を調べたいので、この場所はまたリベンジですね(あと30は最低でもデータ欲しい)。

・まとめ

 この時期はアカハライモリの採取にはむいていないんですよぉ、、、、、ゴールデンウィークから梅雨までの時期は、田んぼに水を入れたり抜いたりする時期でアカハライモリが隠れてしまうことが多く、採取には向きません(何度遠征に失敗したことか、、)。正直採取できない可能性も感じていたのでなんとか3匹確認できただけでも嬉しい限りです。

  農家のおじさんから聞いた話ですが、この辺でイシガメはかなり珍しいらしく、基本がクサガメだそうです。なのでイシガメを見れただけでも幸運だったのかな?

 

以上です。5月のオオガタスジシマドジョウの採取結果もデータは取ってるんですが、Excelで纏めてないので、纏めたらまた載せる予定?ですw

2月24日アカザパーティー!

こんにちは、川原号です。

今日は2018年10月にアジメドジョウを採取した場所に採取に行ってきました。今回の採取は母親と妹と一緒に行ってきました。

f:id:k48430da3c9:20200224220029j:image透明度高いでしょ。

f:id:k48430da3c9:20200224220131j:image2018年10月採取のアジメドジョウこの日はアジメドジョウを沢山採取できた。

川に到着して、相変わらずの透明度の高さに驚きながら採取開始。前回来た時はアジメドジョウが網を入れるたびに入っていたのに今回は全く採れない、、、今回坊主か?と思いながら石をひっくり返していると。カワヨシノボリ捕獲。

カワヨシノボリ

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今日は胴長持ってくるの忘れたのでクロックスで川にinとても寒い(周知の事実

f:id:k48430da3c9:20200224221345j:imageほんと透明度高い。

河原の木々に引っかかったゴミ、ここまで水位が上昇するのか怖い。あと梅の花が咲いていた。

f:id:k48430da3c9:20200224221604j:image母が写ってるf:id:k48430da3c9:20200224221635j:image梅の花

そんなこんなで採取を続けているとカジカとサワガニ採取。

・カジカ

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・サワガニ

f:id:k48430da3c9:20200224221905j:imageハサミデカイ!

石をひっくり返していると、カワゲラ捕獲。

・カワゲラ

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お目当てのアジメドジョウが全く取れず、アカザぐらいならとか思ってたけどなかなか取れない。そんな中、流れが速い場所でダメ元で石をひっくり返すと、アカザだ!しかも3匹。「ふぉぉぉぉーーーよっしゃーー」と発狂してました。

f:id:k48430da3c9:20200224222347j:image写真の真ん中で採取。

・アカザ   C1-2個体    8cm  3匹

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f:id:k48430da3c9:20200224222610j:imageヒゲがエロい

f:id:k48430da3c9:20200224222633j:image下から

アカザ採れましたねぇいやぁキツイキツイ最後に水溜り場で、雑魚採取。

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以上今回の採取会でした。

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2月22日ヤマトサンショウウオ観察録

こんにちは、川原号です。お久しぶりですね(^-^)

本日はヤマトサンショウウオの観察に行ってきました。今回の観察は通っていた高校の生物教師と一緒に2人で行ってきました。雨が降ってるのに「アホだなぁ」と自分自身で思いつつ、去年見つけた生息地に移動。初めにアカガエルの卵塊を観察。

・アカガエルの卵塊、雨で写真写り悪い、、

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しばらく休耕田を登り、山の麓の素掘りの水路に到着。

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濁っていて底が見えなかったので網を使って、生体を確認。

ヤマトサンショウウオ成体を2匹観察、両方雄でした。大型の成体は14cmとかなりのサイズ。他にもヤマトサンショウウオ卵塊を複数観察。発生段階に差があり非常に面白かったです。

・ヤマトサンショウウオ成体

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f:id:k48430da3c9:20200222210143j:image 尻尾がえろいですねぇぇ

・ヤマトサンショウウオ卵塊

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以上今回の観察録でした。

ヤマトサンショウウオの生息地はアライグマなどの外来生物や開発などの影響で減ってきている現状もあります。こういった環境はしっかり守っていきたいですね。

 

2月9日両生類観察記

こんにちは川原号です。

今回はヤマトサンショウウオを探しに行ってきました。目的の場所は2010年を最後にヤマトサンショウウオが確認されなくなった地点と同じ山のポイントです。過去に確認されていた地点は一昨年から2年間調査して在来のカエルすら消滅し、外来生物ウシガエルが入ってきているのを確認しました。

・雪が積もってるなか移動

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・1箇所目は住宅街が近くにある田んぼの中にある池。この場所へは立ち入る事が出来なかったが多数のアカガエル卵塊を確認。f:id:k48430da3c9:20200210000411j:image

・2箇所目はこの池よりさらに上にある田んぼ。この場所でも沢山のアカガエル卵塊が確認できた。

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・雪の中移動、マジで寒い

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・3箇所目は水が張った山に麓の田んぼ、この場所では沢山のアカガエル卵塊と既に卵から出た幼生も確認できた。

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3箇所で終わる予定で今回山に来たが、帰りに山登って遊んでる途中でアカガエルの卵塊を水溜りで発見した。

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・今回の調査を通して、少なからずヤマトサンショウウオを発見できると期待してたんですが、やはり無理でした。この場所のヤマトサンショウウオ生息地は消滅したと考えて良いと思います。アカガエルの卵塊が確認出来たことはとても嬉しかったですね。ただ、天敵になり得る種は沢山いるので今後もしっかり観察する必要がありますね。

最後に、帰路で見つけた野良猫に襲われたと思われる。鳥の羽。

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ではでは💫

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